BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第29話感想

 人類とバグスター、双方の未来をかけた「ガチの勝負」を永夢に挑むパラドと、それを受ける永夢。一方、黎斗のアジトで見つけたプロトマイティアクションXのゲームを起動し、そのゲーム世界の中でポッピーが見つけたものとは・・・。

 次回が最終回と言われても疑わなさそうなテンションでやってきた今回。パラド自ら「頂上対決」というだけあって、レベル99VSレベル99の対決はワイヤーアクションも爆発も使いまくる見応えのあるものでした。しかしそんな熱気あふれるバトルも霞ませてしまうのが・・・壇黎斗、復ッ活ッ!! まさに毒を以て毒を制す。問題が解決に向かっているというよりむしろややこしくなっているだけのような気がしてならないのですが、相変わらず社長が見ていてただただ面白いキャラなのでそんなことがどうでもよくなってきます。バカは死んでも治らないといいますが、変に改心したりとかしておらず、以前と何ら変わらぬ面白クズ野郎のままで復活したのは大正解ですね。あれだけの悪行を働いた奴が復活したのに全然悪感情がわかないのは、一度清々しいまでに完膚なき敗北を喫して死んだのを見たからというのと、バグスターになったのであんまり調子に乗るとポッピーの持つバグヴァイザーに吸い込まれてしまうというさらなる面白属性を引っ提げて復活したからでしょう。まさかの社長の復活は、永夢たちにとって果たして吉と出るのか、凶と出るのか。