BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第5話感想

 国際警察が輸送していたビークルを巡って展開される、ルパンレンジャーとパトレンジャーとギャングラーの壮絶な争奪戦。その中で一騎打ちを展開する二人のレッドは、互いに譲れぬ信念をぶつけあい激しく火花を散らす。ギャングラーの幹部にしてボスの護衛役であるデストラもついに前線に登場しましたが、自分たちが奪ったルパンコレクションと戦隊が持つ装備の違いに目をつけて調べようとするあたり、腕っぷしだけでなく頭の方も働くようですね。そしてついに真正面から激突する、二人のレッド。目的はどうあれ怪盗という手段をとった時点で間違いだという圭一郎の指摘を認めつつも、願いを叶えるための手段がこれしかない自分たちには正論など意味はないと突っぱねる魁利に今回は軍配が上がることになりました。こういう真正面からの激突では純粋な実力よりも背負ってるものの重さや覚悟の重さが勝敗を決しがちな特撮においては、やっぱり重たい過去を背負っているルパンレンジャーの方が強いという印象がそのまま結果となったかたちですが、パトレンジャーの方もそれに匹敵できるだけの「重さ」を手に入れることができるのか。