BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第28話感想

 ラビットラビットフォームへ変身してローグを圧倒するビルドだったが、紗羽が入手したデータがインプットされ、さぁどうなる?というところで終わった前回でしたが、ビルドが負けるとは思っていなかったとはいえ、前回の予告はミスリードを誘うようにかなりうまくできていたと思える話でしたね。長口舌を披露しながら圧倒していたところから一点、タンクタンクフォームの登場で手も足も出せずに敗れた氷室が気の毒です。これに懲りて、いい加減そういう自分語りばかりするところを改めない限りいつまで経ってもお前はそういう扱いから出られないんだという事実を受け入れてくれればいいのですが。紗羽の裏切りを無条件に許した戦兎たちとは違い、美空だけはビンタというかたちでけじめをつけたのも女としてリアルな感じがしました。しかし結局龍我と一海は、盗聴器に気づきながら何の手も講じていなかったんですかね・・・。

 さて、代表戦は東都の勝利に終わったものの、当然西都がそんな約束を守るはずもなく・・・といくかと思いきや、西都首相が本気で約束を守ろうとしていたのには驚きました。しかし、商売人だけにそうは問屋が卸さないのは難波重工。スタークに首相を始末させ、さらにスタークの能力によって顔を変えて首相になり済ます会長・・・たい焼きを美味そうに食う姿を見られて正体がばれそうな気がしますが。北都、西都との戦争が終われば、当然その背後で暗躍していた難波重工が表に出てくるのは予想通りですが、エグゼイドと同じく次から次へと本当に気が休まる暇がありませんね。そしておそらく、スタークは難波重工もまた腰かけぐらいにしか考えていないでしょうし・・・。