BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダージオウ 第23話感想

 高校卒業のかかった追試の追試を受けることになり、猛勉強を余儀なくされるソウゴ。しかしあえなく寝落ちしてしまい、夢の中で人間そっくりの機械生命体に襲われたところを、仮面ライダーキカイに変身するレントに助けられるが・・・。

 

 とうとう高校卒業まで危ういことになっている我が魔王。いくら王様になるのに学歴は必要ないとはいっても、せめて高校ぐらいは出ておいてほしいものです。これもある意味では我が魔王の危機なんですから、ウォズも手助けしてあげればいいのに。

 

 まぁそれはともかく、ソウゴの夢の中に現れた3人目の未来ライダー、キカイ。とうとう2121年という、ドラえもん誕生より先の未来のライダーが登場してしまいました。もっとも、こちらの未来はドラえもんが生まれたようなバラ色の未来ではなくターミネーターそっくりですが。そんな未来で人類を守って戦う仮面ライダーキカイ・・・なのですが、演じている人といい衣装といい、ギターを背負ってないだけで完全にキカイダー。そのくせメカなのに必殺技は電気ではなく氷属性と、演じている人がついこの間まで演じていた氷歩き食い野郎まで混ざっていて、なかなかカオスなことになってますね。

 

 一方、現実の世界にはアナザーキカイが出現。これまでのようにアナザーライドウォッチを介して誕生するのではなく、木でできたクワガタみたいなものが街路樹に取り憑いて誕生し、倒されても倒されても復活するという異様なものですが、どうやらこれを生み出したのはタイムジャッカーでも白ウォズでもない模様。一体何なのでしょうか。そしてスウォルツはあろうことかそのクワガタをウールに取り憑かせてアナザーキカイにしてライドウォッチを手に入れることを画策。これまでも手段を選ばない奴ではありましたが、まさか目的のために仲間まで手にかけるような奴だったとは。仲がいいとはいえないとはいえ、これを目撃したオーラも当然穏やかではない様子。タイムジャッカーの間にも内紛が起こりそうな予感がしますね。

 

 面白い展開になってきましたが、そんな中で手のひらを返したようなツクヨミの態度だけがなんだか不自然ですね。確かにジオウⅡの能力はとんでもないものですが、それを目にしただけでこうも態度を変えるというのは・・・。