BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダージオウ 第24話感想

 夢の中で暴走した仮面ライダーキカイに襲われるソウゴ。一方現実の世界では、スウォルツによってウールがアナザーキカイに。ウールを救いたいというオーラも加え、本来対立する三陣営が力を合わせてアナザーキカイに立ち向かうが・・・。

 

 いつも以上に衝撃的で謎だらけなキカイ編前編でしたが、後編となる今回もまたそれに見合った衝撃の事実が明らかになりましたね。アナザーキカイが倒されてもなお残った、アナザーキカイはどこから来たのかという謎に対し、最後にツクヨミが推測した答え。彼女の推測通り、ソウゴが未来を予知したり時間を巻き戻したりするだけでなく、自分の思い描いた通りに未来を変えることができる力を持っているとするならば、もはや王というよりは神の領域、人が持つにはあまりにも大きすぎる力ですね。この力は、ジオウになる前からソウゴが生まれ持っていたものなのでしょうか。もしそうならば、オーマジオウや黒ウォズが言っていた通り、ソウゴが生まれながらに王となる運命にあるというのもうなずけます。ネットではゲイツツクヨミが未来からやってきたこと、さらには平成ライダーの歴史そのものまでもが、ソウゴが無意識的に思い描いたゆえに生まれたという解釈までこれによって可能となるという意見を目にしましたが、それぐらい仮面ライダージオウという番組どころか平成ライダーというシリーズそのものの根幹を揺るがすぐらいの衝撃を巻き起こす可能性を秘めた設定ですね。ソウゴがこの力を自覚的に使えるようになればツクヨミが危惧するようなことになるのも十分考えられますが、この局面に対しゲイツはついにゲイツリバイブウォッチを手にし、スウォルツもまた切り札として温存していたであろうアナザージオウウォッチを使うことに。シリーズのちょうど折り返しにして、三陣営がそろって切り札を切る展開。間違いなく「オーマの日」が目前に迫っているのでしょうね。