BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゴジラ S.P 第6話 感想

 今回はとうとうニューヨークにまで飛来したラドンの群れからスタート。劇中でも言われている通り、これまでは日本から始まり太平洋に面するアジア諸国オセアニアに飛来していたのが、いきなり地球の反対側であるアメリ東海岸に出現するとは驚きです。巣が複数あるのか?という推測もされていましたが、そもそも明らかに飛行に適した進化を遂げた体をもつ生物が海の中から現れている時点で異常なのですから、パシフィック・リムみたいに海底に異次元とのゲートである裂け目があってそこから現れてる、ぐらいの突飛な想定をしないと説明がつかないのでは。いずれにせよ、ヨーロッパやアフリカに現れるのも時間の問題のようです。ラドン自体のもたらす被害よりも、ラドンがまき散らす紅塵によって世界中の空の便がマヒしていることのほうが大きな損失しなっていますし、なんだかゴジラが出てくる前にラドンだけで世界が終わりそうな勢いです。

 

 一方、日本の海では海上自衛隊護衛艦隊によるマンダの駆除作戦が開始。あんな巨大な、しかも複数いるマンダを、轟天号もないのにどうやって、と思いましたが、速射砲による砲撃だけで何匹かは仕留めていたのが意外でした。今のところ、通念に反してこの番組に出てくる怪獣は現用兵器でも倒せるようですね。しかし大部分は砲撃をすり抜け、護衛艦隊へと直進。そのまま護衛艦隊を無視するようにマンダの群れが通り過ぎていく中、ソナーがさらに巨大な影を確認。その直後、勢いよく海上にジャンプする巨大な影の正体である赤い魚型怪獣…そして、流れる例の曲。そう、我々の知る姿とはかけ離れていますが、とうとう「ゴジラ」がこの世界の人類の前に姿を現したのです。そのまま陸に向かって逃げるマンダを追って直進するゴジラ。まさか…マンダを捕食するのでしょうか。

 

 そして、逃尾市のゴルフ場では、前回に続きジェットジャガーアンギラスの取っ組み合いの真っ最中。あんなタイヤの下半身で大丈夫なのかと思いきや、なかなか善戦している…と思っていたら、やはりパワーでは向こうに分があるのか、組み伏せられてしまうジェットジャガーアンギラスにとってみれば敵ですらなくおもちゃのような感覚だったようですが、やがて飽きたのか再び突進を開始。待機していた自衛隊が駆けつけて重機関銃による射撃をお見舞いするものも、例の未来視と棘の振動によって完全にこれを跳ね返すアンギラス。単発の猟銃ならまだしも、毎分数百発の速度で発射される機関銃の弾丸を全て跳ね返すって、たとえ未来視ができたとしてもスーパーコンピュータ並みの頭と精密機械のような精度の身体制御がなければできそうにない芸当なのですが、こいつの頭と体はどうなってるんでしょうか。そこへ体勢を立て直したジェットジャガー捕鯨砲を携えて戦線復帰。離れて撃って跳ね返されるのならば、とアンギラスと密着した状態で捕鯨砲を発射し、これにはさしものアンギラスも対応できずどうとその場に倒れ伏した…かと思ったら、しばらくして何事もなかったかのように復活。もう一発ぶち込もうと接近したジェットジャガーの頭を、同じ手は通用しないとばかりに強烈な尻尾の一撃で吹っ飛ばした…その吹っ飛ばされた首から露出したのが、「メカゴジラの逆襲」で同じく頭をもがれたメカゴジラⅡの首から露出し、猛烈なレーザー攻撃でゴジラをダウンさせたレーザー砲にそっくり。こんなところでこんな小ネタを仕込んでくるから、この番組の製作陣は侮れません。もちろんジェットジャガーにそんな強力な武器がついているわけもなく、気絶したおやっさんに代わってユングに操縦を代わらせ、失われたカメラに代わり自らジェットジャガーの目となってアンギラスを追うユン。そしてアンギラスを十分に引き付けたところで、脳天に向かって捕鯨砲を発射。さすがに脳天に直接特大の銛を撃ち込まれてはなすすべもなかったのか、今度こそ絶命するアンギラス。その反動で吹っ飛ばされ、ラドンの時に続きまたもや頭を打つユン。よく頭を打つ主人公ですが、薄れゆく意識の中で、何か学術発表をしているかのような男の声がうっすらと。これは一体…。