BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第11話 感想

 一難去ってまた一難と言うべきか、今度はさくらに不穏な流れがくる話。この作品で怪人が生まれる経緯って、社会通念上原則不可侵の領域とされる「家庭の事情」が関わってくることが多いので、重いですね。今回の話だって、そもそもの問題は空手の師匠の息子の手術費というカネの問題なので、ライダーキックではケリはつかないのですが、どう落とすつもりなんでしょうか。それにしても、大二があんなことになってたときは何もかも一輝に押し付けてたというのに、さらくらに対しては「家にいろ」って…この一家、本当に根っこのところが捻じれてますね。一家と言えば、さくらが一泊した牛島家、生活に必要なもの以外の調度品が一切なく、生活感が感じられない様子にはさくらも違和感を覚えていましたが、温泉旅行の時の行動といい、この一家も本当に何者なんでしょうか。さくらがベルトを持って現れた時のジョージの反応から、あのベルトに関しては彼は少なくとも譲渡には関係していない、あるいはフェニックス製ではない可能性さえ考えられますが、果たして…。