BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーギーツ 第34話感想

 ジャマトグランプリはバッファの勝利に終わり、勝者となったバッファがライダー狩りを始めたかと思ったら、ツムリの願いに呼応するようにギーツ復活と、目まぐるしく事態が推移していきますね。既にバッファによってピンチに立たされていたとはいえ、ギーツに攻撃されバッファにとどめを刺されるかたちで、チラミがあっさりと倒されてしまうとは。ほんとこの人、最後まで運営としてろくなことしなかったなぁ。ゲームマスターである自分が倒されることすら面白いと言いながら消滅したところだけは、かろうじてゲームマスターとしての矜持を保っていましたけど。

 

 そこに現れたデザグラの創始者を名乗る仮面の男・スエルによって開催が宣言される、デザイアロワイヤル。ルールは簡単。ライダー同士が戦って最後まで勝ち残った者がデザ神…いよいよ龍騎ライダーバトルと違いがなくなりましたね。前回何か自分なりの考えがあると言っていたケケラですが、言葉巧みに立ち回って景和を復活させるだけでなくお姉ちゃんまで参戦させるとは、一体何を考えているのやら。これが単にお姉ちゃんを危険に晒すことで景和の力を引き出すためだったら、ベロバに負けず劣らず酷い人ですけど。かくしてそれぞれの思惑でデザグラのない世界を創ろうとする英寿と道長、デザグラを失くすわけにはいかない景和と祢音という構図になりましたが、いよいよここからが最終章というかたちになるでしょうか…。