BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーガッチャード 第6話感想

 スパナを付け狙う謎の男。その正体は、かつて超A級錬金術師の最終試験でスパナに敗北し屈辱を味わわされた男、鉛崎ボルトだった。ラケシスによってマルガムにされたボルトはスパナを狙い、その魔の手はりんねにも伸びるが…。

 

 冒頭、宝太郎の定食屋へやってきたスパナ。宝太郎の作った料理をまずいと一蹴(しかしなぜか律儀に完食)、キッチンを借りると自ら料理を作ってその味で宝太郎たちを唸らせましたが…なんだその紫色のオムレツは、どうすればそんな色にできるんだ。宝太郎も、料理がまずかったのは事実なんだから(というか、メシマズキャラの常ですが、彼は自分の作った料理をちゃんと味見してるんでしょうか)、それをただ指摘しただけの客であるスパナに怒るのは筋違いでしょう。料理人として精進しなさい。

 

 鉛崎ボルト。もう名前からして「スパナに絞められる」ことが宿命づけられているようなキャラですが、まぁ実際にほとんどいいとこなしでしたね。どこぞの忍者おじさんのように何度もスパナに挑んでくる逸材になりそうだったのに、いつものごとく記憶を消されてしまったのは残念。しかし、スパナがボルトのことを本当に覚えていなかったということは、彼はどうでもいい奴のことは記憶にとどめることすらしない、逆に言えば存在を覚えているばかりか定食屋にメシまで食いに来る宝太郎のことはちゃんと意識している、ということですね。