錬金アカデミーを取り戻すために「キッチンいちのせ連合」として活動を再開した豊太郎たち。そんな折、新たにグリオンが作り出したケルベロスマルガムがアトロポスに操られるかたちで現れるが…。
劇場版でデビューしたりんねが変身する仮面ライダーマジェードが満を持して本編にも登場。脚本を担当するのは去年までドンブラで猛威を振るい健在どころかパワーアップしてることを見せつけた井上敏樹氏のご息女・井上亜樹子氏。宝太郎の料理ネタはこれまでにもありましたけど、自信作をりんねだけでなく怪人にまで見向きもされないというギャグシーンは、あの人の娘さんだなあと思いました。というか、宝太郎の料理を食べた人が決まって「微妙」と言うの、あれでも宝太郎を気遣ってオブラートにくるんでる言い方で、ケルベロスマルガムの反応を見るに実際はシンプルに「不味い」のでは…。マジェードは映画版と同じくかっこいいのみならず、令和ライダーになって必ず女性ライダーが登場するようになったとはいえ初の女性2号ライダーというだけあって、描き方に気合が感じられますね。それにしてもTVでの初変身がアトロポスを助けるというかたちになるのは予想外でしたが、冥黒の三姉妹の方もグリオンが登場してから明らかにただの悪役では終わらなそうな様子が出てきましたね。
