BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 〜闇を照らす者〜 第4話感想

流牙を追うSG1の女隊長・燕邦にスポットを当てた回。今までホラーの存在を知らないがために流牙を怪しんできた彼女でしたが、今回ついに彼女自身もホラーを目撃することに。同時に、自らSG1の本部に乗り込んで話をつけに来た流牙の「人を殺さない」という意思を真実のものだと信じることに。一方で、魔導ホラーがそうするように、自分が男の精神体を喰らうという夢とも現実ともつかない体験をすることに・・・。

 発表されていたキャスト陣の中でいまだ登場のなかったステーキ屋の店長も、今回ようやく登場。しかもその正体は、街を実質的に支配する金城グループを操る金城家の、家から放逐された四男という、なかなかに重要そうなもの。演じるのは仮面ライダー龍騎の大久保編集長を皮切りに、数々の特撮作品にも出演している津田寛治さん。牙狼シリーズでも、劇場版「RED REQUIEM」で鋼牙が修業時代に出会った魔戒騎士で、烈花の父親役で出演経験がありますね。烈花の父親といい、シンケンジャーの丈瑠の父親役といい、どちらも故人の役だったので今後どうなるかが心配ですが・・・。

 結局、今回登場したスピーカーを媒介に移動できるホラーは今回は倒されずじまい。特撮ヒーロー番組としては特殊な牙狼ですが、鎧の召喚シーンがない回というのはさすがに珍しいですね。