勉強も行儀作法もおろそかな最近のアミィに業を煮やした執事のジェントルは、徹底的に彼女を鍛えなおす「ジェントル・デー」を決行。一方デーボス軍では、こたつに入って少女雑誌を読みふける(前回の作戦のネタにしていましたが、個人的にも愛読書だったんですね)ラッキューロを見て、「驚くほど働かんな・・・」とつぶやくカオス。いやいやいや、ちょっと待ってくださいよカオスの旦那。毎回やられたモンスターを巨大化復活させてますし、作戦のネタになる物集めもやってるし戦闘にも参加するし、前回なんて壊れた武器の修理までやってたじゃないですか。あんたやキャンデリラよりもよっぽど働いてますって。のっけから不当な人事評価をされているラッキューロがかわいそうですが、こっちもそんな彼を鍛えなおすために、デーボモンスター・キビシーデスを作り出し、そのスパルタ教育を受けるラッキューロ。この中でデーボス軍が日本を襲っている理由がさらりと明らかになって驚きました。
ほとんどたなぼたのような感じではあるものの、他の戦隊なら最終回近くでしかありえない敵基地進入を果たすラッキューロ。爆弾を仕掛けてあとは退散・・・と思ったら、アミィが読んでいた少女漫画雑誌を発見し、持ち帰ればいいものをなぜかその場で読み始めたために、戻ってきたキョウリュウジャーと戦う羽目に。どんだけ好きなんだよ。キビシーデスが自作したはずの爆弾についてなぜか詳しく知っているトリン。アミィの発案によって爆弾を宇宙に運び出して爆破することで窮地を脱しましたが、アミィの行儀の悪さは相変わらず。本当に、ここまで行儀の悪い戦隊ヒロインは前代未聞ですね。