BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマン列伝

 今回はいきなりギンガとエレキングの対決からスタート。得意の尻尾巻き付け放電攻撃をギンガに見舞うエレキングですが、ギンガはそれをものともせず、ギンガサンダーボルトでエレキングを撃破。今度は電気属性の怪獣を電気属性の必殺技で倒しちゃいましたよ。同じ属性の技でも倒せちゃうぐらいギンガの必殺技はすごい、ということなのかもしれませんけれど。

 さて、本編はというと劇場版でもダークザギとともに敵怪獣としての存在感を発揮した暴君怪獣タイラント、その体を構成する7つの怪獣について振り返っていくもの。今回でも描かれた通り、タイラントは「ウルトラマンタロウ」で初登場したときには地球にやってくるまでにゾフィーからエースまでの5人のウルトラマンを倒した強敵怪獣・・・まぁ、その連戦を経て地球にやってきたわけですから、タロウと戦う頃にはヘトヘトだったんじゃないかという気もしないでもありませんが。タイラント自身はこのとおり強力な怪獣ですが、その体を構成する怪獣はと言えば、誰でも知ってる怪獣はレッドキングぐらいで続いてベムスターやシーモンスがある程度詳しい人なら知っている程度、残りに至っては一般的な知名度などゼロに等しい連中ばかりなので、こうして本来はどんな奴だったかを詳しく振り返れるのはうれしいですね。そして、タイラントの耳を構成する怪獣であることをタロウにすっかり忘れられているイカルス星人。まぁ、私も劇場版を見るまですっかり忘れていましたが。もともとシーモンスの頭の一部だと言われても特に違和感がないのではないでしょうか、あの耳。