BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダー鎧武

 黒影とグリドンの特訓現場に乱入し、軽々と2人を一蹴して鮮烈なデビューを飾ったブラーボ。しかし、まるで弱い者いじめのようなそのやり方に納得がいかない紘汰は・・・。

 黒影とグリドン、登場後いまだ白星なく2連敗。番組が終わるまでの間にせめて一勝ぐらいはできればいいんですけど・・・。ロックシードも奪われ、またシドから買いなおす羽目になるんでしょうね。2人の懐が心配だ・・・。

 一方、ユグドラシルコーポレーションが俄然悪の組織っぽい匂いを発してきましたね。やはりというかなんというか、DJサガラもユグドラシル側の人間、それも少なくとも高虎と同等の発言のできる立場であることが判明。一方、スイカロックシードを紛失したこともあって予想外の人間がライダーになったことの責任を厳しくシドに追及できない高虎が、一気に小者に見えてきました。

 ブラーボのやり方について愚痴を漏らす紘汰に自分が叩きのめすと相変わらずの強気の口を叩く戒人でしたが、これまたやはりというかなんというか、あえなく敗退。戒人もすっかり負け癖がついてしまって、このままじゃビッグマウス駆紋とか言われてしまいますよ。

 そして、ついにチーム鎧武のステージにまで現れる鳳蓮。チーム鎧武の面々の言うとおり、若者が自分を自由に表現しようとする場を奪うような行いは感心しませんね。たとえ拙かろうが下手だろうが、まずは「やってみよう」とチャレンジすることがいつの時代も新しい芸術を生み出してきた結果として、「本物」と呼ばれる芸術が今この世にあるのですから、若者たちのやることを「本物でない」という理由で否定する人間に芸術云々を語ってほしくはないのですが。

 コントロールしなければインベスは暴走するというインベスゲームの初歩の初歩も知らないくせに戒人を真似してブラーボがインベスを大量に召喚した結果、現場は大混乱に。ここで光実が先週パクったスイカロックシードを紘汰に渡し、新アームズ・鎧武スイカアームズが誕生。その姿はまさにパワードスーツ・・・というよりジオン驚異のメカニズムというか、ちょっと太めのザクにしか見えないのですが。その圧倒的なパワーで暴走したインベスを撃破した鎧武に完全にハブられたブラーボでしたが、「パイ生地が焼きあがる時間だわ」と言ってそのまま撤退。まぁ、確かにライダーをやるには店の合間を縫ってやるしかないんでしょうけど、プロの職人を自称する人が仕事中に厨房を離れるというのはどうなんでしょう・・・。