BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の手裏剣戦隊ニンニンジャー 第3話感想

 資格マニアの凪と強敵・蛾眉雷蔵初登場の回。今まで参考書を頼りに数多くの資格を取得してきた凪、忍者の修行もそれと変わらぬやり方で挑みますが・・・忍者の参考書があんなにいくつもあるというのが驚きですが。

 今回の妖怪は火車。しかし、名前と見た目に反して火炎系の技は一切使わず、輪っかをトラックにくっつけて操るという何とも地味な奴だったのが残念なところ。とっさの判断に迫られた凪は天晴の何も考えずにとにかく行動する点を見習ってピンチを乗り切りましたが・・・考えなしに行動する奴って、一番忍者になっちゃいけない奴なんじゃないかと思うんですけどね。

 そしてニンニンジャーの前に初めて姿を現した蛾眉雷蔵十六夜九衛門。牙鬼軍団の幹部は能面がデザインモチーフのようですが、蛾眉の場合は左右に割れた般若の面の間から鬼のような顔が見えるというなかなか凝ったデザインですね。なんとなくシンケンジャーの十臓みたいな奴を想像していましたが、バーサーカーぶりと扱いにくさは十臓以上ですね。もはや東映特撮の常連の感のある松田賢二さんの演技も安心の安定ぶり。完全な悪役キャラは今回が初めてなので今後が楽しみです。