BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の手裏剣戦隊ニンニンジャー 第8話感想

 ようやくやってきた風花の主役回。5人の中でも最も多感な年ごろ真っただ中という感じの彼女ですが、忍者であるがゆえに普通の女子高生らしい生活を送ることができないという悩みが描かれていて、彼女らしい主役回でした。こういうヒーローとしての生活と私人としての生活のせめぎあいみたいな話って、案外描かれませんからね。それにしても、風花の友達が理解のあるいい子たちでよかった。あんな目に遭ったらあの後避けられてもおかしくはないですからね。

 一方、前回に続き登場したネコマタ。ニンジャレッドやハリケンレッドを向こうに回しても負けない強さ、タイムスリップ能力に加え、封印の手裏剣がなくても妖怪としての姿を維持してやられても何度も甦るというハイスペックぶりを披露したにもかかわらず、またもや終わりの手裏剣は見つけられず、恐れも集められず、終いには自ら弱点を暴露してやられてしまうという体たらく。本当に宝の持ち腐れな奴だったなぁ・・・。

 そして、最後に登場した謎のメリケン忍者。こいつ絶対ジライヤの弟子か何かですよね。シュリケンジャーといいこいつといい、どうして忍者戦隊の追加メンバーはノリがアメリカンなんでしょう。