BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -紅蓮ノ月- 第八話感想

 前回は星明の過去に迫る話でしたが、今回は主人公・雷吼の過去に迫る話。母ともども都を追われ、心滅獣身となった状態でホラーに襲われていたところを星明と金時に救われたというのは既にわかっていましたが、今回はなぜそうなったかに迫る回でした。頼信の家臣である渡辺綱が一条戻橋でホラーに襲われるくだりは、実際に伝説にあるもの(伝説では当然ホラーではなく酒呑童子の配下である茨木童子という鬼ですが)ですね。伝説では切り落とした腕を家に持ち帰った綱のところに、彼の母の姿に化けた鬼がやってきて腕を奪い返すという話ですが、今回はその綱が本人も気づかぬうちにホラーになっていたとは。出世のために自分と母を捨てた父や、その後釜として育てられた頼信を恨むことなく、その頼信の笑顔を見て魔戒騎士としての道を貫く決意をした雷吼。まこと、黄金騎士にふさわしい人間です。