BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンオーブ 第8話感想

 海底原人ラゴンの母子をかくまう魚屋のおじさんのお話。ティガのスタンデル星人とおばあちゃんの話もそうですけど、市井の優しい人と怪獣・宇宙人のふれあいを描く話もウルトラシリーズらしくていいですね。お世辞にも愛嬌があるとはいえない(それどころか夜は目が光ったりして怖い)顔をしたラゴンをかくまって温かく世話を焼いていた魚屋のおじさんは、本当にいい人ですね。音楽好きというQでの初登場から続く設定を含めながらも、ナオミの歌によって彼女とガイが救えなかった少女との関係がさらに謎めいてきました。

 そして不漁の原因としてエックスに続き出現した深海怪獣グビラ。今回はラゴンの子供を丸呑みにするも、オーブに腹を連打され涙目になって潮を噴いて子供を吐き出すというコミカルな描写も見られました。グビラを退治せずに遠くの海まで運び去ったオーブでしたが、ジャグラーや宇宙人の刺客ではない、地球土着の怪獣については極力殺さないのがオーブの方針なのかもしれませんね。