BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第11回感想

 宇宙一ラッキーな男、初めての挫折を味わうの巻。元祖ラッキーヒーローであるラッキーマンも幸運の星の光が届かなくなるとたちまちアンラッキー状態になってピンチに陥ったことが何度もあったので、いずれラッキーにもこういうことがあるとは思ってはいましたが、不調の原因は単なるバイオリズムか何かの問題か、はたまた他に原因があるのか。以前は敵の大群と出くわしても「こんなにたくさんの敵と戦えてラッキー!」とか言っていたので、この人ただのポジティブモンスターなんじゃないかとも思ったことがありましたが、今回はラストで初めてネガティブな顔を見せていたので、これは深刻そうですね。ちょっとだけ描かれた彼の過去も気になるところです。

 前回に引き続き今回もいろいろ登場したキュータマ。火を起こせるロキュータマ、大量の水を放出するミズガメキュータマ、ジャンプ力を強化するウサギキュータマはいろいろと使いどころがありそうですが、謎なのがコップが出てくるだけのコップキュータマ。まぁ、飲み物があっても入れ物がないという状況なら必要かもしれませんが・・・。

 そして今回初登場したのがクマボイジャーリュウテイオー。クマボイジャーはオオグマの上にコグマが乗っかっているという構造で、コグマが分離して独立稼働できるというのが便利ですね。キュウレンジャーの2号ロボ、リュウテイオーはリュウボイジャーが二つに折れて胴体と両足となり、サソリとクマが両腕に合体して完成という、キュウレンジャーのシンプルな合体構造とは違って変則的な合体パターン。おそらくはキュウレンオーと同じく腕は他のボイジャーとも換装可能なのでしょうね。