BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第43話感想

 ゲムデウスを取り込み、人としての命を捨て去り最強最悪のラスボス・ゲムデウスクロノスとなった正宗。その誕生によりゲムデウスウィルス患者のゲーム病が再発する中、正宗は仮面ライダークロニクルを終わらせないため、ラスボスへの挑戦権を持つニコをゲームエリアへと連れ去る。彼女を救うため、大我は単身ゲームエリアへと突入する・・・。

 大我のドクターとしての矜持が爆発した回。彼がクロノスに変身することになるとは完全に予想外でしたが、数々の苦難を乗り越えて医師として成長してきた永夢、恋人を失いながらも医師としての自分を貫き通した飛彩に続き、ドクターとしての大我の最高にして最大の見せ場だったと思います。元祖三人ライダーの昔から、やはり仮面ライダーが3人並び立つ姿は絵になります。初期の頃を思い返すと、この3人が最強の医療チームとなったことも感慨深いですね。惜しむらくは大我だけは今だに所持ガシャットがレベル50止まりというところですね。飛彩と同じく彼にもレベル100のガシャットが欲しいところですが、さすがにあと2話となると望むべくもないので、Vシネあたりに期待するしかないですかね・・・。

 最強の医療チームとなった3人の仮面ライダーの前に、さしものゲムデウスクロノスも膝を突く。だが追いつめられたゲムデウスクロノスは、さらに巨大な姿へと変貌。確かに本人の言う通り、一度やられたラスボスがさらに強大な姿となって連戦突入するのはRPGでは当たり前ですけど、そんなところまでゲームらしさにこだわらんでも・・・。そしてそれに呼応するかのように、バグスターウィルスへと変貌していくゲーム病患者たち。強大なラスボスに加え怪人大発生というかつてないぐらい危機感に溢れた最終局面。残り2話。