BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第39回感想

 前回に引き続き、メカマーダッコと交戦するラッキーのチームから。メカマーダッコのリモコンで突如暴走させられたチャンプはそのまま連れ去られ、さらにアントン博士を名乗る男によって発生させられた異世界によって、なんだか某「予算が少ない冒険活劇」のような格好になったラッキーたち。特に道化師にさせられたスティンガーは深刻で、真面目にやろうとしても勝手に大道芸をしたりやたらといい声で歌ったりしてしまう体に・・・。

 チャンプの開発者、アントン博士の秘密が明らかになった回。もともと二重人格者で善の心と悪の心が分裂したというのは、ピッコロと神様とかナイトガンダムとサタンガンダムとかを彷彿とさせますね。本来だったらシリアスな展開になりそうなものですが、暴走状態にさせられたチャンプを救うカギとなるのが前述したやたらといい声のスティンガーの歌だったので、感動すればいいのか笑えばいいのかよくわからない展開に。ラッキーの王子設定と同じく、チャンプの暴走リスクも今回であっさりと解決してしまいましたね。一方マーダッコも改造されたことにより再生能力が失われたことが判明。戦力的にもキャラ的にも、あの再生能力が最大の武器だったのに・・・。