BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第3話感想

 前回のラストでルパンレンジャーの隠れ蓑であるレストランに突如やって来たパトレンジャー。一触即発の空気が流れましたが・・・やっぱり、飯を食いにきただけでしたね。その国際警察が自分たちと同等の戦力を身につけたことに焦りを見せる透真が今回のメイン。典型的なブルーのイメージ通り沈着冷静な透真が焦りの余り突っ走ろうとして、それをレッドである魁利がうまいこと止めるという珍しい構造の話でしたね。一方パトレンサイドでも、VSチェンジャーをルパンレンジャーに奪われかけるという失態を犯した咲也が、敵に拘束された場面で機転を利かせて窮地を脱し汚名返上する見せ場があり、両戦隊で一人ずつ見せ場を作るという芸当をやってのけたのには感心しました。

 今回のギャングラー怪人、ナメーロ・バッチョ。のっけから高層ビルを加工してボスの彫像を作りアピールするという、なんだか犯罪者らしくない奴だなぁと思っていたら、デストラによれば美術品の贋作の製作と密売で利益をあげていたということで、ギャングラーが思った以上に手広く犯罪に手を染めていることに驚きました。この分だとそのうち振り込め詐欺とか仮想通貨のハッキングとかに手を染めてる怪人も出てきそうです。せっかく作った彫像も、パトカイザーとの戦闘で自分で壊してしまい、それを見ていたボス達まで気まずい空気になっていたのには笑いました。

 そして前回のルパンカイザーに対して、パトレンジャーのメカが合体して誕生したパトカイザー。モチーフと武器が同じなので、デカレンジャーロボに似てしまうのはしょうがないところですかね。グッドストライカーも元々はルパンコレクションなので、警察側に味方するのはあまり本意ではないようですが。そんなグッドストライカーが、コグレの名を聞いた途端に恐れるような反応を見せたのが気になります。コグレの方も、VSチェンジャーが警察に渡ったのはグッドストライカーが関わっているのではないかと言いだしたり、ますます怪しい・・・。