BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンR/B 第10話感想

 前回愛染が変身するオーブダークへのリベンジを果たした湊兄弟は、家族そろってピクニックへ。しかし、諦めの悪い愛染は再び策謀を巡らせて・・・。

 たかだかピクニックのためだけに専用のTシャツを全員分用意するウシオパパ。もはや完全に売り物にはならないもの作っちゃって、本当にこんな調子でよく店が潰れないものですね。母が行方不明になる前に同じようにピクニックに来た時に、イサミが迷子になったことを覚えているアサヒ・・・いやいや、さすがにあんなに小さな赤ちゃんだった頃のことを覚えてるわけないでしょ。もうちょっとおかしいと思おうよパパ。
 一方、「人々が求めているのはヒーローが敗北から立ちあがる姿」などと抜かしてやっぱり諦めていない愛染。こういうところだけは自分に都合よく解釈しちゃうのが、本当にめんどくさいオタクですねぇ。

 そんな愛染が起死回生の一手として放ったのが、暴獣ホロボロス。グルジオボーンに続く新怪獣ですが、四足歩行タイプの怪獣は最近では珍しいですね。全体的には獅子のようなフォルムですが、前足が後足より長くゴリラのような走り方をするのが印象的ですね。新怪獣なので強いのは当たり前として、パワーやスピードはもちろんのこと、驚異的なのはタフネスですね。先週登場したばかりのグランドの必殺技を喰らっても平然と動き回るし、スぺリオン光線に至っては腕で弾いてましたし。かつてのゴモラのごとく、特殊能力に頼らず地の身体能力だけでここまでウルトラマンを圧倒する怪獣も久しぶりなのではないでしょうか。

 そんなホロボロスに目論見通りロッソとブルを倒させたうえで、満を持してオーブダークに変身する愛染。このあとホロボロスを倒すはずが言うことを聞かず自分もボコボコにされたら笑えますが、さすがにそれはないでしょうね・・・。