BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第29話感想

 これまで数限りなく玉砕を繰り返してきたカナロですが、ついにこれまでで最も理想的、かつ結婚をOKしてくれる女性が。しかし彼女の出してきた条件は「危ないことをしないこと」。リュウソウジャーの使命と結婚との間で葛藤するカナロの物語。お相手の女性を演じるのは、ライダーファンにはWの所長こと亜樹子役でおなじみの山本ひかるさん。ご丁寧にスリッパまで持っていて、作ってる方も明らかに意識してますね。父親が警察官というのは「父親は探偵じゃないんかい」とか「警察官は旦那だろ」というツッコミが案の定Twitterで飛び交いました。ただまぁ結論から言うと、わざわざ山本さんを起用する必要があったのか、と首をかしげたくなるようなあっさりした役回りだったのですが。それにしても、「戦ったら結婚が!」というコウのセリフには笑いました。こんな風に仲間のことを案じるセリフ、おそらくこの先二度と聞くことはないでしょう。

 

 一方、コウたちがマイナソーやガチレウスと戦っていた間、ガイソーグに足止めを食らっていたバンバとトワ。激闘の末にガイソーグの兜が飛び、露わになったその正体はナダだった…うん、知ってたとしか言いようのない予想通りの展開ですが、このあとどうなるのか。アクションやギャグは文句なしなんですけど、先の展開のワクワク感という意味においてはどうも今一歩なんですよね、リュウソウジャー…。