BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーギーツ 第3話感想

 デザイアグランプリ第2回戦の開催が告げられ、英寿たちに招集がかけられる。第2回戦は「ゾンビサバイバルゲーム」。波状攻撃的に街に近づくゾンビジャマトの群れから市民を守りつつ全滅させる内容で、スコアで最下位となった一人が今回の退場者となる…。

 

 デザイアグランプリの細かいルールや参加者たちの背景が少しずつ見え始めてきた回でしたね。特に、プレイヤーへの攻撃は減点となるという、いわゆるPK行為へのペナルティが設定されているのは意外でした。こういうルールが設定されている以上は、すぐライダー同士の戦いになる最近のライダーの悪習も防げますし、ライダー同士の戦いがメインだった龍騎との差別化にもなると思いますが、所詮ルールは運営次第なので、後々あっさりこのルールが撤廃されてまたぞろライダーバトルに走る可能性も大いにありうるとは思いますが。金では手に入らないものが大事と言いながら困ると課金とかガシャとかに走ろうとする祢音とか、失ったものを取り戻すよりも全てを道連れにして破滅することを望む奏斗とか、登場人物たちの非合理ながらそれゆえに人間らしい行動原理の描写も今のところよい感じです。