BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

王様戦隊キングオージャー 第21話

 ラクレスとの決闘裁判に勝ち、見事シュゴッダムの玉座を手に入れたギラだったが、王様となったことにいまだ戸惑っていた。そんな彼にジェラミーは、かつてのシュゴッダム初代国王であるライオニールが他の4英雄と決闘をして勝利し、自身を始祖の王として認めさせたという故事を語る。その際にライオニールが「負けたら何でも言うことを聞く」と約束したと聞き、4人の王たちはやる気満々で勝負を挑んでくるのだった…。

 

 広い意味では総集編ですが、なりたての王様であるギラに容赦なく得意分野での勝負を挑んでくる王たちと、それと並行して再就職のために各国を回るドゥーガの姿が描かれるお話。まぁ正々堂々勝負したヤンマとヒメノはともかく、カグラギは完全にズルですし、リタに至ってはにらめっこって、意外過ぎる…。結局ライオニールとは反対に全敗してしまったギラに対して、容赦なく要求を突き付けてくる王たち。ヤンマ、ヒメノ、カグラギはいかにも彼ららしい要求でしたが、リタの要求は「もっふんといっしょのゴッカンでの先行放映権」。それはたぶんイシャバーナのテレビ局か何かが持ってる権利だからヒメノに頼めよ。そもそも思いっきり私欲だし、それでいいのか裁判長…と思いましたけど、中立を保つべきゴッカンが国として何らかの利益を他国から得るわけにはいかないから、個人的な要求をした…とも考えられますし、結局どういうつもりだったのかはリタのみぞ知る。ギラが途方に暮れていたところに、同じように各国での就活に失敗したドゥーガが戻ってきて、新たな主従を結成することに。それも束の間、シュゴッダムに攻めてきたダイゴーグの迎撃にギラが乗り出したところで次回へと続く。