BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

王様戦隊キングオージャー 第22・23話

 シュゴッダムを襲撃したダイゴーグはシュゴッドソウルを喰って巨大化。一撃でシュゴッダムを滅ぼさんとするダイゴーグに対し、ギラたちはコーカサスカブト城が巨大ロボットに変形できるという情報を手に入れ、それに賭けるが…。

 

 相変わらずスズメが無敵ですねえ。口八丁手八丁では兄の方が上ですが、スズメはスズメで自分がかわいい少女だということを自覚していて、それを武器に多少強引ながらも相手を自分の要求を聞かなければならないところに持っていく手腕が巧みすぎます。ラクレスもこの子の扱いには困っていただろうなぁ。

 

 そして城がロボに変形すると判明しても、いざ動かそうとするとあちこち老朽化していて動かないので、国民総動員でパーツの材料をかき集めることに。ラクレスはなんで前もって整備をしておかなかったんだろ…。座して待つことしかできないギラに対して「王なら国の痛みは全部飲み込め」と覚悟を促すヤンマがかっこよかったです。

 

 そしてついに起動するキングコーカサスカブト。その巨大さもさることながら、ダイゴーグの攻撃を受け止めて破損した腕を瞬時に自己再生し、パンチで吹き飛ばして必殺技で真っ二つにするという、あのダイゴーグをわずか二手で倒すという圧倒的な強さを発揮。キングオージャーは王が民を守り、民が王を支え、王と民が国を動かしていくという、国の理想的あり方をわかりやすく示してくれますね。