BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の烈車戦隊トッキュウジャー 第27話感想

 新たに発見されたシャドータウンへと乗り込むトッキュウジャー。同じ頃キャッスルターミナルのゼットの前には、シャドータウンの管理人を束ねる古株の幹部、モルク侯爵が現れ・・・。

 今回より新たに登場した新幹部・モルク侯爵。爵位で言えばネロ男爵や劇場版のナイル伯爵より偉いことになりますね。声を演じる鈴木れい子さんは「ねるねるねるね」の魔女の声ですっかりおなじみですが、個人的には「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」のエンヤ婆が印象に新しいですね。ラスボスの側近というモルク侯爵の立ち位置もエンヤ婆に近いですし。ゼットの養育にあたったというだけあって、その思惑もゼットと同じかそれ以上に読めないモルク侯爵。ゼットに彼自身の弱さを見せるため、と言って、トッキュウジャーが襲来したシャドータウンへと連れ出しますが・・・。

 そしてトッキュウジャーも前回の反省を踏まえて、新たなアイテム、ハイパーレッシャーが登場。使いこなすには並みのイマジネーションでは足りないこのアイテムをどう使いこなすか、というのが今回のテーマでしたが、そのカギは敵に勝つことにこだわるのではなくもっと自由にイマジネーションを楽しむことだった、というのはトッキュウジャーらしいですね。そしてハイパーレッシャーの力を得てトッキュウ1号が変身したハイパー1号。両肩に黄金の機関車が横向きにくっついているという、ある意味直球のデザイン。武器のダイカイテンキャノンは、転車台をモチーフとしたデザインが、同じモチーフでやはり強化形態の武器だった電王クライマックスフォームとライナーフォームのデンカメンソードを思い出します。