BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーゴースト 第21話感想

 いまだ眼魔の世界にある自分の肉体を取り戻す。それがマコトにとっての「けじめ」。けじめをつけようとするマコトを助けようとするタケルを眼魔の世界に向かわせるため、アカリ、御成、画材眼魔は力を合わせる。

 案の定一人でけじめをつけようとするマコト。一人で動けばろくなことはないと、この人は何度同じことを繰り返せば学習するのか・・・。そんな世話の焼ける兄貴分を助けるために眼魔の世界に行こうとするタケルと、それを助けるアカリたちの活躍がメイン。画材眼魔が「キュビちゃん」と名付けられることになろうとは。キュビちゃんが絵を描く時に発する「キュビ波」を利用して、見事タケルを眼魔の世界に送り込むことに成功するアカリ。イゴールの登場によって科学者としての魂に火をつけられて以来、アカリの活躍が目覚ましいですね。一方御成は、キュビちゃんの絵のモデルになることでしか役に立っていませんが・・・。

 一方、眼魔の世界でも波乱の予感がする展開が進行中。先週登場した仙人そっくりの男、イーディスは何やら計画を進行中。家族の前で「完璧な世界」の実現を改めて宣言する一方で、アランに対しては「迷ったときは己の心に従え」と矛盾するような助言を与えるアドニスの真意はいかに。そんな父の姿を冷たく覗き見、「完璧な世界を守る」と部下のイゴールに秘密の計画を進行させるアデル。眼魔の世界の主要人物らがそれぞれに腹に一物を抱えて動いているところに、タケルとマコトが乗り込んでくるのですから、これからどんな展開が待ち受けているのか予想がつきません。正々堂々と騎士道にのっとり行動する甲冑眼魔がどう動くかも含めて、来週が待ち遠しいです。