BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第6回感想

 前回ようやく9人のメンバーが揃い、地球を舞台としてジャークマターとの本格的な戦いを開始したキュウレンジャー。そういうわけで「リーダーを決めよう」とハミィが言いだしたのが今回のことの発端ですが、スーパー戦隊においてはリーダーというのは自然と決まっているかあるいは存在しないかのどちらかで、こういう風に後付けで決めようとするとロクなことにならないのがいつものパターンですね。ハミィの提案に対してショウ司令は「次の出撃で一番活躍した者をリーダーとする」と提案するのですが、結局いつものくじ引きで出撃メンバーを決めているので、全然公平にチャンスを与えていないんじゃ・・・。

 リーダーの座がかかっているとあって特にハミィとガルが気合入りまくりでダイカーン・デンベルに挑みますが、部下や住民を使った統制の取れた攻撃の前に撤退を余儀なくされることに。これに対抗するため、司令はダンス特訓をキュウレンジャーに課すのですが・・・。人一倍努力を重ねてきただけに、運がいいだけのラッキーを認められなかったハミィ。そんな彼女に、一人ダンスの練習に打ち込むラッキーの姿を見せ、ラッキーは運に頼っているのではなく、努力を重ねることによって自ら運を引き寄せていることをハミィに諭す司令。今までちゃらんぽらんなことしか言ってこなかった司令ですが、ようやく司令らしいことを言いましたね。

 ラッキーに対する考えを改めたハミィは他のメンバーとともにダンス特訓を再開し、その甲斐もあってデンベルを撃破。結局リーダーの件は、ラッキーの提案によってキュウレンジャーにリーダーはいらないという結論に。まぁ一応司令もいますし、そもそもこれだけ個性派ぞろいのメンバーを無理に統率しようとするのは現実的ではないので、それでいいのでしょうね。それにしても今回は、声だけ聞くとキンタロスにしか見えないペガさんの登場もあったのですが、果たして必要だったんでしょうか。