BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンジード 第9話感想

 レイトの娘モエにリトルスターによるテレポーテーション能力が発現した。それを狙ってタイラント、さらにスカルゴモラが出現する中、ついにライハの過去が明らかに・・・。

 初登場時からクライシスインパクトやリトルスターについて何らかの知識を持っていることがほのめかされていたライハ。その彼女が、6年前のクライシスインパクトの際に自らもリトルスターを宿しており、それを狙って現れたケイ=スカルゴモラによって両親を殺されていた、という事実が明らかに。以前からリトルスターにより宿主に超能力が発現することを「発症」とまるで病気のように彼女が呼んでいたことが気になってはいましたが、その重い過去から考えれば、彼女にとってリトルスターが災厄を招く忌むべきものだと思うのも無理もないことですね。ケイを追いつめるも、突如聞こえてきた謎の声に諭されトドメを刺すのをためらったライハ。おそらくは声の正体はキングなのでしょうけれど、元をただせばウルトラ一族とベリアルとの因縁に起因するこの戦いの中で、地球人の手を血で汚させることを避けたかったのでしょうか。

 今回の登場怪獣はスカルゴモラのほかにタイラント。秘密基地に匿われたモエをとらえるために、右手のピッケルで地面を掘るというらしくもない仕事をやらされる羽目に。「地底怪獣じゃないのに何でこんな仕事を・・・」とぼやいてそうです。