BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第19話感想

 街でチンピラ風の男に絡まれていた女性を助けた咲也。しかしその男の正体はギャングラーの怪人であり、逆恨みした怪人によって思わぬ災難に見舞われることに・・・。

 何かとチャラチャラした面の目立つ咲也ですが、そんな彼もれっきとした職業意識溢れる警察官なのだというところを見せる回。クビを覚悟で自宅から抜け出し、ヒルトップ管理官に「守りたいのは自分の立場ではない!」と叫ぶ姿は、根っこのところには圭一郎と同じ熱い警官魂が燃えていることを感じました。咲也に装備一式を渡して命令違反を見逃し、「これで私もクビかな」と笑顔で見送る管理官もいい上司っぷりでした。

 一方、ギャングラーの方はといえば、またも宝の持ち腐れ野郎でしたね。自身の姿を消せる能力に加え、何でもスパッと切断できる風の刃を生み出せるコレクションの力があれば盗みだろうが暗殺だろうが思うがままでしょうに、やったことといえば強引なナンパと無目的なかまいたち事件を起こすのと幼稚な仕返しという体たらく。ボスも部下の自由に任せるのはいいですけど、放任主義が過ぎるきらいがありますね。いい加減、自分とコレクションの能力をうまく使ったシノギをする手助けぐらいしてもらいたいものです。