BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダージオウ 第7回感想

 ゲイツツクヨミを誘って話題のマジシャン、ウィザード早瀬のマジックショーを見に行くソウゴ。早瀬の見せるマジックが本物の魔法であり、彼がアナザーウィザードであることを看破したゲイツは、問答無用でアナザーウィザードに攻撃を仕掛けるが・・・。

 これまでのアナザーライダーと違って、人を襲う様子を見せていなかったアナザーウィザード。まだ何も悪いことをしていない彼を巡って、ソウゴとゲイツが対立する話。マジックハウスを潰さないために頑張ってきた早瀬でしたが、思いを寄せていた相手が同僚との結婚を決め、マジックハウスも畳むということになって暴走を開始。この流れ、ウィザードの本編でファントムたちがゲートを絶望させて仲間を増やそうとしていたのを彷彿とさせますが・・・。

 で、なんだか毎回書いているような気もしますが、今回もやっぱり何を考えているのかさっぱりわからないタイムジャッカー。前回まではろくに連絡も取り合わずてんで勝手にアナザーライダーを生み出しているようにしか見えませんでしたが、今回は2012年にウールが生み出したアナザーウィザードを、2018年でオーラがサポートするという、一応連携ともいえる行動を見せていました。加えてオーラが早瀬に言った「私たちの王になってもらう」という発言からすると、やはり彼らは将来の王にするためにアナザーライダーを生み出しているようですね。ただ、既に書いているようにその割にはウールとオーラは自分たちとの取引を飲まざるを得ない人間に話を持ちかけているだけのようにしか見えないし、スウォルツに至っては問答無用。そもそも寂れたマジックハウスの裏方だった男が王に相応しいわけがありませんし、人選などろくにする気がないのは明らか。そうなると、タイムジャッカーたちが欲しているのは自分たちの言いなりに動く傀儡の王となる人間であり、その傀儡の王を背後から操りながら世界を支配することがタイムジャッカーの目的なのではないかという推測ができそうですが・・・。