BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンR/B 第18話感想

 前回サキが行った衝撃の発表が起こした波紋は、宇宙にまで広がっていた。視聴率の低迷に悩んでいた宇宙テレビ局のディレクターであるメフィラス星人は、サキの宣言をネタにしつつ宇宙人の間では大人気のデザイナーであるウシオを主役に据えてやらせドキュメンタリーを制作しようとするが・・・。

 なんと、ウシオパパは宇宙人の間では大人気のファッションデザイナーだったことが判明。クソTとしか言いようのないTシャツばかり量産してるのに、店が潰れないどころかちゃんと子供たちを養って学校にも通わせることができているのが不思議でしょうがなかったのですが、これで謎が解けましたね。思えばチェレーザも、単に湊兄弟を呼びつけるための口実だけではなく、大量発注した汗染みTシャツをちゃんと代金を払って買っていましたし。しかしそうなると、そんな彼のTシャツを気に入って毎日作るように約束をしたママって、もしかして・・・。

 前回のダダに続き、今回はメフィラス星人ザラブ星人が登場。しかし、メフィラスの方は視聴率のために支離滅裂な番組制作に手を出すダメなディレクターという、初代のような知性はあまり感じられずどっちかというと「卑怯もラッキョウもあるか!」で有名な二代目の方に近かったですね。ザラブ星人の方もこれまでのシリーズとは打って変わって、メフィラス星人のパシリにされ、宇宙人と知りながらも自分を助けようと奮闘するウシオパパの姿に心打たれるという、純朴な人柄でした。こいつらを見ていると、それぞれに対するイメージはたまたま最初に出てきた奴がああだっただけで作られたもので、実際には同じメフィラス星人ザラブ星人でもいろんな奴らがいるんだなあと思わされますね。

 それにしても、メフィラス星人がチブル星人から小言をもらっていたシーンでちょっとだけ映った視聴率ランキング表に書いてあった「家政婦はダダ」が気になって仕方ありません。きっと家政婦のダダが様々な宇宙人の家庭に雇われてやってきてはその秘密を目撃するドラマに違いありません。マジでドラマ化してほしいですね。