BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第34話 感想

 お前自分が悪い奴だということを隠す気ないだろ、というぐらい開けっぴろげに悪役ムーヴを見せてきた赤石長官、いよいよ本格的に行動開始。その正体は数千年前に生まれたある文明の王であり、ギフとの契約により人類の未来の選択を任されたのだ、と。要するにギフに屈したというだけのことなのに、なんであんなに偉そうな物言いできるんでしょうかねあの人。そもそもギフも、まだ人類の文明が発達していない数千年前ならば簡単に人類を滅ぼすこともできたでしょうに、なんでわざわざ何千年もの猶予を与えるような悠長なことをしたのかも謎なんですが。

 

 一方、バイスに揺さぶりをかけるベイル。こっちもしつこいぐらい「悪魔らしく気ままに生きろ」と言ってましたけど、自分を捨てた相棒に20年経ってもいまだに執着して相棒とその家族を苦しめようとしつこくつきまとい、挙句自分と違って相棒と仲良くやってる悪魔にいちゃもんをつけるって、お前のどこが気ままに生きてるんだよと言いたくなりますね。バイスバイスで、お前ほど気ままに生きてる悪魔はいないんだからそんな戯言に耳を貸すんじゃないよと。長官にせよベイルにせよ、どっちもその強さに反して本質はすごく情けない奴らというのが、どうにもいまいち盛り上がりませんね…。