BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマンブレーザー 第7話感想

 異常な暑さが続く夏、日本各地で目撃が相次ぐ「逆さ虹」。怪獣との関連を疑うゲントは、怪獣研究の第一人者でありかつての恩師である横峯教授に意見を求めに向かうが…。

 

 ブレーザー初の前後編、とくれば登場する怪獣はゴモラやキングジョーのような強敵に違いないとは思っていましたが、その予想に違わない強敵ですね、ニジカガチ。天候を操り複数の台風を同時に作り出すというのが、モンハン民ならばアマツマガツチを彷彿とさせる能力です。戦闘においてもアースガロンを文字通り一蹴し、ブレーザーに対してもこれまで無敵だったスパイラルバレードを初めて打ち破ると、前後編の敵として相応しい強さを見せつけてくれました。この強敵打倒のカギとなるのは、アースガロンの新装備…?

 

 それにしても横峯教授。かつてこの手の怪獣を操る科学者というのは、学界から爪はじきにされた異端の科学者なのが定番でしたが、最近ではゴジラKOMのサノスおばさんとか、それなりの地位はあっても極端な人類害悪論に走るタイプも出てきましたね。私欲ではなくカルト的な動機である分、こっちの方がより厄介と言えますが…。