BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の烈車戦隊トッキュウジャー 第10話感想

 今回の敵はタイプライターをベースにしたタイプシャドー。全身に配されたタイプキーをタイプすることで相手に「タイトル」をつけ、そのタイトル通りの結果をもたらすことができるという、ジョジョのスタンドが持ってそうな能力を持つ敵。このシャドーに「トカッチ夕焼けに死す」というタイトル(フォントがご丁寧に「帰ってきたウルトラマン」の「ウルトラマン夕陽に死す」にそっくり)をつけられてしまったトカッチの運命やいかに・・・。

 というわけで今回はトカッチを主役に、野球の試合での失敗で自信とともにイマジネーションまで失ってしまった少年を絡めた物語。人質にされたり爆弾を仕掛けられたり、他の4人に比べてあまりパッとしないところばかりだったトカッチでしたが、ようやくかっこいいところを見られました。起死回生の秘策を考え、それを実現するためのトレーニングを入念に行い、それを現実にすることを通じて、本当のイマジネーションとはただ祈ることではなく、成功や勝利への道を考え、その実現に向けて心と体を近づけていくことだということを少年に教えるトカッチ、かっこよかったです。

 次回、ネロ男爵やノア夫人が前線へ! そして、ついに闇の皇帝が姿を現す・・・?