BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -魔戒ノ花- 第7話感想

 「MAKAISENKI」にも登場し、鋼牙と戦った時空ホラー・ザジ再び。黄金騎士ある限り何度でも現れる敵だということは前回既に明らかになっていましたが、まさか本当に現れるとは思っていませんでした。声を演じるのも前回と同じくキャイーンの天野君。相変わらず声を聞いただけでは全くそれとわからないイケメンボイスでしたね。

 この強敵の出現に対して、雷牙もアクションで魅せる魅せる。牙狼剣が手元にない状態での戦いを強いられれば、腕をへし折った上でその場にあったグラウ竜の牙に頭を打ちつけてかち割る。手数で勝る攻撃に対しては、剣だけでなく鞘、さらには斬り落とした木の枝まで使って対抗する。その場にあるものを最大限に利用する雷牙の柔軟な戦いぶりが見事でした。

 雷牙がピンチに陥った時、まさかの英霊ガロ登場。長年牙狼を見てきた人なら、何者なのかすぐにわかる頼もしい声。本当に彼は、死してなお自分の子供たちを見守っているんですね。そして今回のクライマックス、黄金の魔道馬・轟天召還。「雷牙が斬ったホラーは99体」という前フリのセリフがあったのでもしかしてと思いましたが、やはりこの黄金騎士の愛馬の登場は盛り上がりますね。斬馬刀もさらにスケールアップしていましたし。

 牙狼を見続けてきた人であればあるほど楽しめる回でしたね。雷牙の両親がどこかで生きているらしいことも明らかになりましたし、ますます先が楽しみです。