トッキュウジャーVSキョウリュウジャーは劇場で見た時にレビューしましたので、ゴーストの感想から。
タケルの消滅は回避されたものの根本的な問題は何も解決されていないので、再び話は元通り眼魂集めの方向へ。そして今回登場となるのが戦国時代の信長と並び大河ドラマで人気を二分する幕末の風雲児・坂本龍馬の魂の入ったリョウマ眼魂なのですが・・・いきなり通りがかりの会社員の体を乗っ取って勝手に動き出すという、今までにない行動に。まぁ、龍馬といえば型破りなキャラで有名ですから、うなずけることはありますね。ただ、私の中のイメージでは龍馬って、他人に「男は夢を大きく持たねばいかん」なんて言う人ではないんですよね。相手が誰であろうが、龍馬本人の器と語る夢があまりにもでかいので、関わった人たちは思わず龍馬の夢に引き込まれていくというか、そういう人なんじゃないでしょうか、龍馬って。
一方、眼魔の方は2体が登場。プラネット眼魔は宇宙飛行士のヘルメットを憑代として誕生しましたが、あれはたぶんガガーリンなんでしょうね。そしてもう一体はタケルにとっては因縁の相手である刀眼魔。再生怪人というよりは全くの別人、さしずめ刀眼魔2号というところで、新たに必殺技として「燕返し」を披露。それに対抗して、タケルは御成イチ押しのゴエモン魂を使用。確かに歌舞伎で有名になった人ですけど、あまりに歌舞伎の方が強すぎて本来の大泥棒という特徴は全く発揮されていませんでしたね。それにしてもなぜ御成はあんなに五右衛門を推していたのか。もしや歌舞伎好きで、あのやたらと大仰な言動はそこから影響されたのか・・・。
