BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンジード 第8話感想

 ギャラクトロンの光線の直撃を受け、消滅してしまったかに見えたゼロ。ジードもギャラクトロンに手も足も出ない中、突如ギャラクトロンは活動を停止する。果たして、リクたちに反撃の時は訪れるか・・・。

 敗北からどう立ち直るか。ヒーローにとっては大きなテーマであり見せ場でもあるわけですが、ついにそれがジードとゼロにも訪れた回。たとえ一人でも戦い抜くという不退転の決意を持ってギャラクトロンに再び挑むリクと、一度は恐怖から逃げようとするけれど諦めないジードの姿と妻子の言葉から勇気を振り絞り、再びゼロとともに戦場に立つレイト。どちらにもしっかりと、ヒーローの魂を感じました。

 ゼロの復活に苦い顔をするも、以前のダークロプスゼロの時のようにまさかの2体目のギャラクトロンを投入するケイ。そこへウルトラマンヒカリが駆けつけ、彼に託された新たなジードライザーとウルトラカプセルを使って、ゼロは新たな姿、ゼロビヨンドへと変身する。なんとギンガ、ビクトリー、エックス、オーブオリジンの力をフュージョンさせたもの。まだ第8話だというのに、いきなりこんなチートキャラになってしまって大丈夫なんでしょうか。それにしても、クライシスインパクトを起こせばキングに邪魔をされ、ゼロを倒したかと思ったら復活したばかりかヒカリによってパワーアップまで遂げてしまう。ベリアルは宇宙征服より先に光の国をどうにかした方がいいんじゃないか・・・と思ったら、初登場の時にそれをやろうとして失敗していたのでした。