BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼-GARO- -VANISHING LINE- 第6話感想

 ソフィとルークの初邂逅話でしたが、結構いろいろなことが描かれましたね。まず、ソードの私生活。中華料理店の上の階に居候していて、家賃を払う代わりに店員のまかない作りを担当しているという設定がいかにもありそう。チャーハンを作る時の格好が妙に似合っていました。アニメ牙狼では常連である土師孝也さんは今回は元魔戒法師でこの中華料理店の店主役で登場。敵側だった前2作とは打って変わって、初の味方側での出演ですね。そして、ルークの過去。実は彼はもともとは魔戒法師ではなく、騎士を目指して父に修業をつけてもらっていたことが明らかに。ソード曰く、彼の母親は彼の目の前でホラーに喰われたといいますが、彼が騎士ではなく法師になった経緯も含めて、今後に続きそうな要素でしたね。

 今回のホラーは映画館自体に擬態するというタイプ。しかし、わざわざ映画館に擬態して、さらに手の込んだやり口で人間を自分の世界に誘いこむという大掛かりな仕掛けをしていた割には、一度に食べる人間が一人だけというのは、こいつこんな食生活で腹を満たせていたのかと余計な心配をしてしまいます。まぁ、ホラーの中でも極端に小食な奴だったのかもしれませんが。罠にはまったルークをソフィが救うという展開がよかったですね。