BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第13話感想

 記憶を取り戻した鍋島から告げられた、龍我に殺人の罪を着せるよう彼に指示した人物の名に衝撃を受ける戦兎。一方、スタークからパンドラボックスを奪い返すことに失敗した氷室は戦兎にそのありかをそれとなく伝え、パンドラボックスを奪還させようとするが・・・。

 ついに訪れた、スタークの正体が明らかになる時。まぁスタークの人を煙に巻くような態度や、戦兎たちの動きを把握しているかのように常に行く先々に先回りして現れていたことから考えれば、彼の正体がマスターだという推理の材料は提供されていたわけですが。とはいえわかったのはその正体だけで、その意図するところは今もって読めませんね。唯一はっきりしているのは彼が仮面ライダーシステムを完成させることと全てのボトルとパンドラボックスを入手することを最優先に動いているということだけですが、そのために龍我に無実の罪を着せたり氷室と組んで無関係な人間をスマッシュにしたりするような非道を犯すことまで辞さないのは、果たして彼が本当に悪人だからなのか、あるいは手段を選んではいられないほどの差し迫った理由が存在するのか。そのあたりが明らかになるのは、いよいよこれからなのでしょうね。