BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーゴースト 第7話感想

 戦う覚悟を新たにし、気合を入れて稽古に励むタケル。それを見守るアカリは、かつて自分やタケルと遊んでいた幼馴染、マコトとその妹のことをふと思い出す。兄妹は10年前、突然神隠しにでもあったかのように忽然とその姿を消してしまったのだが・・・。

 今まで謎のベールに包まれていた敵側の人間の素性が明らかになり始めた話。マコトと妹眼魔は、10年前に行方不明になったタケルとアカリの共通の幼馴染だった。まだ名乗っているわけでもありませんし、行方不明になった当時から成長しているわけですから、当然タケルやアカリにはわからないはずですね。謎の男・西園寺はかつてタケルの父とゴーストの研究を行っていた研究仲間で、マコトと妹は10年前のある「実験」の事故によって眼魔の世界に飛ばされたと推測していましたが・・・。

 今回登場の眼魂は伝説の西部のガンマン、ビリー・ザ・キッド。この眼魂を生み出すのに利用されたウェスタンファッションの店の店主、命は大丈夫だったんでしょうか。アランはエジソン魂を使って何かの研究が進んだと言っていましたが、眼魔を使って英雄に憧れを持つ人をそそのかすという回りくどい方法をとらなくても眼魂を手に入れることができるようになったということか。そうして手に入れた眼魂をあっさりと御成とアカリに奪われる西園寺も何をやってるんだか(そもそも何かと騒がしいあの2人の尾行に気づかないというのがよっぽどですが)。無数の虫に変身して翻弄してくるインセクト眼魔に苦しまされるゴーストでしたが、「新しい顔よ!」というノリで渡された眼魂でビリー・ザ・キッド魂に変身。二挺拳銃で虫の群れを確固撃破し、最後はライフルでとどめ。電気属性のエジソン魂、精密射撃に優れたロビンフッド魂、連射で広範囲を制圧できる二挺拳銃と破壊力に優れるライフルを使い分けるビリー・ザ・キッド魂と、ゴーストはやたら射撃武器が充実してますね。インセクト眼魔を撃破したかと思いきや、それは巨大なモンスターと化し、ゴーストもイグアナゴーストライカーでそれを迎え撃つところで続く。

 さて、今回の敵であるインセクト眼魔ですが・・・モチーフの偉人がさっぱりわかりませんね。昆虫と偉人といえば真っ先に思いつくのはファーブルですが、だとすると女性怪人なのが変ですし。ただ一つ、蜂の女性怪人で、大勢の人たちを操るという特徴から、ライダー史上初の女性怪人である蜂女を強くリスペクトしてることは確かですが。