BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -紅蓮ノ月- 第十八話感想

 相変わらず夜空に不気味に輝き続ける赤い月。そして、ホラーを倒すとその体から立ち上り、月に吸い込まれるように消えていく赤い光。雷吼と金時は、月に星明の紋章が輝くのを目撃する。

 ついにその秘密の一端が明らかになった「紅蓮ノ月」の正体。それははるか昔、騎士や法師が束になっても倒せなかったホラー「ルドラ」を安倍家の祖先が封じた結界。しかしそれは既に解けており、ルドラの復活は時間の問題となっていた。ルドラといえばインド神話の嵐の神の名ですが、牙狼シリーズのお約束通り、こいつがラスボスとして立ちはだかる巨大ホラーとなるのでしょうか。

 一方、雷吼たちのもとから姿を消して以来、安倍家の聖地で自らの体に巣くった闇を清めるための禊ぎを続けていた星明。晴明が星明の闇を浄化しようとするも失敗し、闇に取り込まれて危うく祖父を殺しかけた星明は道魔法師のもとへ。そして、星明を昏倒させた道満は、ついに師匠をも手にかける。いよいよ物語は、クライマックスに突入するようですね。